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ご挨拶

朗読家・馬場精子のサイトにお越しくださいまして、ありがとうございます。

私は京都で生まれ育ちましたが、子どもの頃、家の周りは自然豊かな環境にありました。そのことも関係するのかお洒落な都会も魅力的ですが、暖かな日差しを感じながら小鳥の声に耳を澄まし、里山を歩くことが何より好きです。

7歳のお誕生日プレゼントは、小学館「少年少女世界名作文学全集」でした。中でも「小公女」を好んで読んだ私はすっかりセーラ気分になり、部屋の隅にセーラのコーナーを設え、そこでまた読書していたことを思い出します。

声に出して本を読むことが好きで、学校で教科書をもらうと急いで家に帰り、全て音読する子どもでした。忘れることができないのは、5年生の時。家族が留守の時に宮沢賢治の「よだかの星」を初めて読み、誰もいない家の中で号泣してしまいました。

歌うことが好きだった私は「京都市少年合唱団」に入団し5年間活動しました。ここでまた、声で表現することの楽しさを知ります。この頃に学んだことは今も生きている気がしますし、オーケストラと共演したり、様々な行事に出演したりとステージの魅力も経験することができました。

大学生の頃、劇団研究生として2年間演劇を学び(朗読、声楽、日本舞踊、ジャズダンスなど)舞台も経験。その後、京都放送劇団(NHK放送劇団員有志で結成)と出会い、1988年春、研究生に。そして、その年の京都府民ホールアルティのこけら落とし公演「いたずら熊手」の主役「建礼門院」に選んでいただきました。劇団活動と同時にNHKの講座やセミナーで「朗読」や「アクセント」を3年間学びました。その後はプロフィールや主な出演にもございますように、数々の舞台を経験いたしました。

これからも自己研鑽を続け、どこまでも独自の「ことばの世界」「芸術としての朗読」を追い求めていきたいと思います。そして美しい日本語 朗読の魅力をみなさまに感じていただけたらと考えています。

馬場精子の朗読活動につきまして、ご質問、ご相談はcontactからよろしくお願いいたします。このご縁に感謝いたします。

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