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執筆者の写真馬場精子

「馬場精子の朗読とピアノ」プラネタリウムにて

更新日:2022年6月9日


2022年(令和4年)初めてのブログの更新です。

ホームページのブログの方では、大変ご無沙汰をしております。 皆様お変わりございませんでしょうか。


この間、昨年12月、今年3月の文化パルク城陽プラネタリウム、城陽市での朗読講座、法然院さん、そして昨日はLa Neugeさんでの朗読公演など、さまざまな場所で、朗読をいたしました。そして今年度も京都ノートルダム女子大学で、学生の皆さんに朗読の授業をさせていただいております。


順番に少しずつ書いていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

さて、今回は昨年12月のことになります。





2021年12月17日(金)京都の「文化パルク城陽プラネタリウム」のプラネタリウム・コスモホールにて、「馬場精子の朗読とピアノが開催されました(主催:文化パルク城陽プラネタリウム)。

年末にも関わらず、たくさんのお客様がお見えになり、プラネタリウムのロビーも大変賑やかでした。ありがとうございました。

今回は「雪にまつわる物語」をテーマに、3つの作品を選びました。




第一部は宮川真由美さんのピアノソロです。

「踊るピアニスト」と評される宮川さんの演奏は、ダイナミックで、表情豊か。会場の皆さんを魅了していました。












第二部は、朗読とピアノをお楽しみいただきました。

この日の演目はそれぞれ全く異なった雰囲気を持つ作品です。

共通点は、どの作品も「雪」をテーマにしているということです。


・小泉八雲 作『雪女』

・新美南吉 作『手袋を買いに』

・田丸雅智 作『季節配達人』より『雪のレコード』





演奏は、ピアニストの宮川真由美さん、そしてプログラムには掲載されておりませんが・・・サプライズで「ある方」が登場されました。後でご紹介いたします。



『雪女』の朗読は、実は今回が初めて。『耳なし芳一』は、一度、読んだことがあるのですが。おゆきの「愛」「美しさ」そして悲しみに満ちた「怖さ」を感じていただけたでしょうか。今回の公演で、ぜひこれからもハーンの作品を朗読したいと思うようになりました。





2つ目の作品は『手袋を買いに』。美しい絵本にもなっていますね。

狐の母と子どものお話です。寒い時の寒いところのお話ですが、心が温かくなる・・・そんな物語ですね。「ねむれ ねむれ・・・」の歌の部分は、子守唄を歌いました。







雪の映像が映し出されて・・・

プラネタリウムには、ここ数年、毎年、何度か出演させていただいておりますが、いつも美しい映像で、ドームを彩ってくださいます。






実は影からずっと聞こえていた何かの「音」、「音色」。でも姿はありません。

最後の作品の前にやっと姿を現してくださいました。





和楽器奏者の阪本崇仁さんです。




最後は田丸雅智 作『季節配達人』というご著書から『雪のレコード』を朗読しました。

今回、朗読させていただくにあたって、先生にお願いしたところ、快くご承諾いただきました。本当にありがとうございます。


「音」がないのに「音」が聴こえてくる、不思議な作品です。

誰の心にもある、忘れ去っていた、記憶。









『雪のレコード』の作者でいらっしゃる田丸雅智先生に、感謝申し上げます。

お客様からも、今までにない作品で、とても新鮮、心が温かくなるなど、ご感想をいただきました。



     



フルート奏者の山村有佳里さんと。


長く海外でご活躍の後、現在は日本国内で素晴らしい演奏活動を続けていらっしゃいます。


先日、コンサートに伺わせていただき、その時に求めたCD!とても素敵でした! 


京都三条ラジオカフェにご自身の番組をお持ちで、私も出演させていただき、番組内で山村さんのご著書『有暮れのアリア』を朗読させていただきました。 











画家の野村昌司先生ご夫妻

「微笑み」という先生の作品は

過去のブログで書いております。


自然の音色が聴こえてくる作品。先生の展覧会へ、毎年、伺うのが楽しみです。


そのほかたくさんの方にお越しいただきましたが、写真を撮らせていただく時間がなかなかなく、残念でした。










みなさま、ありがとうございました。



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